裸ん坊くんとの会話5「コーチングってにゃんだ?」

ねことの会話

こんにちは。裸ん坊ねこのパパです。

裸ん坊くんとの日々の中で
最近よく目にするようになった、
「コーチング」という言葉。
ご存知でしょうか?
コーチといえば、スポーツのコーチを
思い起こす人がほとんどだと思います。

調べてみると、コーチングでいう「コーチ」は、
ちょっと違うようです。

例えるなら、あなたの「心のコーチ」

今回は、私なりに調べたコーチングについて
お伝えしようと思います。
(参考文献:新コーチングが人を活かす。著作:鈴木義幸)

コーチングは
カウンセリングやティーチングと
混同されることが多いですが
その特徴はそれぞれで異なっています。
ご説明いたしますね。

カウンセリングは、
過去の出来事を振り返ることで
マイナスな気持ちをゼロベースに戻してくれる役割。

ティーチングは、
先生のように、答えを教えてくれる役割。

コーチングとは、
「あなた自身の心の中との対話」を
手助けしてくれて
未来のゴールに一緒に伴奏してくれる役割。
今の現状から未来へと目を向けることを
重視する。

これがコーチングの「コーチ」です。

例えば、あなたが忘れ物をしたとします。

カウンセリングは
忘れ物をして凹んだあなたを
後悔から反省へと引き戻してくれる。

ティーチングの場合は
「忘れ物をしないために、
ちゃんとメモを書いておくように」と
忘れ物をしないように
その方法を教えてくれます。

コーチングの場合は
「忘れ物をしないために、
あなたはどうすればいいと思う?」と
あなたに答えを求めます。

忘れ物をして落ち込んだあなたを
ゼロベースに戻してくれるのが
カウンセリング。

忘れ物をしない方法を教えるのが
ティーチング。

忘れ物をしない方法を
あなたに考えさせて
あなた自身で答えを出すのが
コーチング。

それぞれの特徴がわかりましたでしょうか。。

コーチングのコーチは
ひとことで言うと優しい。

あなたと一緒に考えてくれる。あなたの問いを
一緒に共有してくれる。
そしてあなたの決めた目標というゴールまで
伴奏してくれる。
そんな優しさを持っています。

「問い」という言葉が出てきましたが
あなたの未来への「問い」はなんですか?

例えば
・「〇〇という目標がある。
どうすれば達成できるか」
・「部下や後輩が言うことを聞かない。
  どうしたらいいのか」
・「自分の今がこのままで
良いのかわからない。」
そんな「問い」に寄り添ってくれる。

「ゆっくり考えていいよ」
あなたは、話し相手に
こんな一言をもらった記憶はありますか??

コーチからはそのような一言をもらえます。

あなたのペースで、
あなたの思いを、
あなたの答えを出していい。
焦る必要はまるでなし。
時に、沈黙もある、沈黙を許す世界。
善も悪もない、
責めたり責められたりもない世界。
それがコーチングです。

あなたは、今に不満はありますか??

コーチングは、
あなたの不満を提案に変えることができます。
今の不満に対して
「自分が努力しなければ、
 この不満から幸せにはなれない」という
自己責任、当事者意識を持たせることが
自然とできます。
それは、あなたの心の中にあるから。
あなたが不満を感じたそのほとんどの場合は
すでにその解決策をあなた自身の中に
持っています。
不満は、解決策と一緒に現れる。
コーチに不満を出すことで
解決策の提案があなたの中から出てきます。

あなたは
相手との信頼関係をどう築いていますか??

友達や同級生、上司や同僚・部下
そして家族に対して日頃の声かけ、
一言を大切にしていますか?
日頃の声かけをしっかりと意識してみませんか?
その意識とは?
ずばり「気持ちを込めて、声をかける。」
何気なく。ではなくて、気持ちを込めて声をかける。
安心感を与える声かけとなります。

また、相づちも大切です。
相づち次第で、相手の話が変わります。
相手の言葉を受けて、
その反応を言葉にして伝える。
オウム返しでも良いです。
同じ言葉を繰り返すことは
相手の意見に賛成しているのではありません。
相手の今の状態を認めるということです。
聞いている、認めているという安心感を
相手に与えることができる。
信頼関係の築き方は、安心感。
もし、
相手との関係で煮詰まっていた場合は
「相手にする質問を自分にする」と、
自分の行動が客観視できるようになります。
あなたと相手の違いに気づくこともあるでしょう。

コーチングでは、
その特徴を4つのタイプに分けています

1コントローラータイプ:
行動的な人。→結論から話す
2プロモータータイプ :
自分のアイデアに自信。→自由な環境を与える
3アナライザータイプ :
コツコツな人。→ペースを与える
4サポータータイプ  :
協力関係を好む。→十分評価する

マニュアル化をするためのタイプ分けではありません。
自分のタイプと相手のタイプを知ることで
お互いの良さを最大限に活用するには
どうしたら良いかを考えるきっかけに使うためにあります。

相手を褒めたり承認することを
「アクノレッジメント」と言います。

「よくやったね!」
「やればできるね!」
「さすが!優秀だね」と承認する。
でもこの承認は、
相手からすると「評価されている」と
感じられることがあります。
この場合、相手によっては、
受け取りにくいかもしれません。
素直に受け取れないかも。。
これを”you”の立場での承認と言います。
反対に、” I “の立場での承認は
相手から受けた”自分の感情”を言葉にすること。
「あなたの頑張りを見ていると、私もやる気が湧いてくるよ」
「あなたに任せたから、私はとても安心だ」
このように言われると、どうですか。
素直に受け取ることができたりしませんか。
あなたの中にある印象に残った褒め言葉も
このような言葉が多かったのではないでしょうか。
自分の立場で、感情を伝える。
相手を評価するのではなく、
自分がどう感じたかを褒め言葉にする。
相手の反応は、きっと驚くほど変わると思います。

コーチングについて、ちょこっとお伝えしてきました。

いかがでしたでしょうか。
コーチングを受けることで、
新しい”気づき”が出てきます。
あなたの中から、新しい自分が出てきます。

「自分、新発見」
それがコーチングです。

続きがあれば、また次回。

ここまで読んでくれたあなたに、
”私は”非常に嬉しく思います。

ありがとうございました。

感謝の万歳♪

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